播州赤穂サイクリングガイド

2005/05/22　播州赤穂サイクリングガイド作成

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コース概要

赤穂市有年ー船坂峠ー備前市三石

 

　船坂峠は江戸時代の街道、山陽道において、（東海道の箱根越えには比べものにならないが）難所と呼ばれたそうです。
　現在の国道２号線は船坂トンネルでここを越えます。しかし、トンネルは古く、狭く、暗く、車の通行量は非常に多く、と言って、実際には赤穂に住む人間にとっては利用する機会はほとんどなく、実際私自身も十数年前に車で一度走っただけなのですが。
　とても楽しくサイクリングというわけにはいかないでしょう。夏休み、春休みなど、大学生などが日本縦断、あるいは一周コースとして、国道２号線を走っているのを見ると、思わず「国道２５０号線を使って、赤穂へ迂回しなさい」と叫びたくなります。
　国道２５０号線高取峠も私には走りたくないコースのひとつですが、船坂トンネルに比べれば、ずっとましです。

　船坂トンネルの少し北には旧国道がまだ残っています。かろうじて、この旧国道は自転車で走れます。しかし、そのアプローチに２号線を使わざるをえず、やはり他の人にはお勧めしません。
　また、この旧国道の峠の上にはかつての山陽道が通っており、峠には石碑が立っています。従是西備前國（これより西備前国）