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​D-5 片鉄ロマン街道サイクリングロード 2

2023/11/12 更新
2015/02/01 実走

コース概要             (和気ー柵原)
赤穂ー(車)ー和気ー佐伯ー柵原  ー和気
距離    約55km
 JR和気駅の南側をスタートします。ここはかつて「片上鉄道」がJRに接続していた駅です。
 すぐにJR山陽本線を跨ぎ、次いで金剛川を渡ります。
 和気の町中は一般道との交差が多く、車除けのポールが多数あるので注意が必要です。また、交差道路が陰になって見にくい箇所もあるので、交差点は徐行、一旦停止のつもりで走りましょう。
 3kmほどでコースは吉井川沿いになります。左手下に吉井川、国道374号線、一段高く片鉄ロマン街道です。気持ちのいいコースです。
 左手吉井川に大きな井堰、新田原井堰を過ぎると、「天瀬駅跡」です。
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 その先に短いトンネルが二つ。トンネルを過ぎると、一旦一般道に合流します。サイクリングロードは現在工事中です。河本の町中を抜けると、国道に出て、国道を横断します。左手に吉井川、右手に国道となります。
 山をぐるっと巻き込むと佐伯町矢田です。「備前矢田駅跡」。その先、井ノ口で再度国道を横断します。
 右手に真っ赤に染まった建物、ベンガラ工場跡(ん?まだやってるかな?)です。
 右手山上、大芦高原に上がる道路を過ぎ、そこから2km足らずで「苦木駅跡」です。
 塩田でまた一般道に合流します。国道の右側の歩道上を走ります。美作大橋で吉井川を渡り、国道484号線との合流点で、484号線とは反対に右折し、赤く舗装されたサイクリングロードへ進みます。500mほどで右手の川の中に片上鉄道の鉄橋の礎石が点々と見えます。
 このあたりは土手上を一般道が走り、その左手にサイクリングロードがあるので、一般道に出入りする所が多く、車除けのポールが多く走りづらいです。
 福田、周匝(すさい)の町を横目に抜け、周匝橋のたもとで国道を横断します。500m足らずで右手に片上鉄道の鉄橋跡に自転車、歩行者橋。これを渡ります。
 渡りきれば左折し、すぐに県道26号線と合流し、サイクリングロードは道路の右手になります。
​ コースは川沿いを進みますが、橋を渡った先の田んぼの中に美作飯岡駅のプラットホームの跡が残っています。
 ここから3kmほどで片鉄ロマン街道の終点吉ヶ原へ着きます。右手前方に列車が見えます。ここが片鉄ロマン街道の終点です。
 吉ヶ原駅周辺は公園になっており、鉱物資料館があります。
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​吉ヶ原駅跡。毎月第一日曜には保存会の皆さんにより列車の運転が行われています。
 ここで片鉄ロマン街道は終わるのですが、片上鉄道はこの先、もうひと駅あり、柵原駅が起点でした。せっかくここまで来たのですから、柵原駅まで足を伸ばしましょう。吉ヶ原の町中を抜けると、川沿いの県道に合流します。すぐに吉井川を渡る橋がありますが、そのたもとをそのまま右へ進みます。
 すぐに、道路の両側、高さ4mあまりのところにコンクリートの固まりが見えます。かつて鉄道はこの上を走ったのでしょう。道路をそのままほんの少し上ると「柵原駅跡」です。今はプラットホームしか見えません。そしてその後方には鉱山の跡が生々しく見えます。


​ と、紹介したのですが、23年現在遺構の確認はできません。
 どこの鉱山跡もそうですが、鉱山の閉鎖が新しければ新しいほど、町の衰退が生々しいですね。

 あとは同じコースを和気まで引き返します。
 柵原の標高が100mに満たない。コース中に小さな起伏はありますが、ほぼ平坦なコースです。
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