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D-9 熊山

2023/11/12 更新
2022/10/15 実走

コース概要     (和気ー熊山遺跡ー備前市伊部)

​コース概要
赤穂ー三石ー和気ー奥吉原ー熊山遺跡ー瀬戸内市香登ー備前市伊部ー日生ー赤穂

距離   約75km

 赤穂から国道250号線を西へ進みます。「新田」の信号を右折し、帆坂峠を越えて三石へ向かいます。
 県道96号線をさらに西へ走り、吉永を経て和気まで行きます。
 和気で金剛川にかかる橋を渡り、左岸へ。JR和気駅北の道路を西へ進みます。1km足らずで元の片上鉄道の高架をくぐり、さらに国道374号線をくぐります。すぐに道路は吉井川の左岸に出て、右に吉井川、左にJRに挟まれた狭い道路になります。場所によっては車一台が通るのがやっとなので、前に車が見えたらすれ違い用の待避所で待つほうがいい所もあります。
 やっと道路が少し広くなったらそこが奥吉原です。「熊山遺跡」の標識に従って折り返すように左折します。
 すぐにJRをくぐります。標識を見逃すことはないと思いますが、「熊山橋」まで走ってしまうと、行き過ぎです。
 奥吉原からは道なりに走れば、1.5kmほどでため池があり、道路の勾配が次第にきつくなります。山陽自動車道を跨ぐと、いよいよ勾配がきつくなります。

 頂上が標高470mくらい、吉井川の対岸の標高点が16mです。7.8kmで標高差450mを上るきびしいコースになります。
 途中、高圧送電線の下、登山道と交差する地点がほぼ中間点です。その上500mくらいのところに沢があります。休憩場所としたらこの二カ所でしょうか。
 眼下に吉井川が見え、かなり上ってきたことが実感できます。
 何度かヘアピンカーブを曲がり、右手に少し大きめのため池と、その奥に先ほどの送電線が見え、左上に電波塔が見えたら、頂上は近くなります。近いが苦しいです。
 頂上付近に三叉路があります。三叉路を左に。すぐに左手に駐車場があります。ここが頂上です。右手に熊山遺跡への入口があります。一般車は入れませんが自転車はいいでしょう?って、誰にも確認できないけれど。歩いてもすぐなので、ご安心を。
 遺跡への道の途中に、「ふたつ井戸」、「熊山神社」があります。500mほどで熊山遺跡です。
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 熊山遺跡は奈良時代前期の石積の三段の仏塔だそうです。すぐ脇には展望台があり、天気のいい日には吉井川から瀬戸内海まで望めます。
 駐車場まで引き返し、下りは南側の道路を下りましょう。路面の状態は南側の方がいいです。勾配はおそらく南側の方がきついと思います。南側からは20年以上も前、まだ地道のころにしか上ったことがないので‥‥
 こちらの下りもコーナーが多く、ガードレールのない所も多いのでスピードに注意しましょう。
 ほぼ下りきったところに大滝山福生寺があります。左手、少し歩いた所に三重塔があります。国の重要文化財です。
 さらに下り、新幹線の手前で左折します。ここは旧道でしょうね、昔の山陽道かもしれません。大ヶ池からは緩く下って伊部へ出ます。道の両側に陶芸用の窯の煉瓦煙突、展示販売の陶器店が並びます。
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 やがて国道2号線に出ます。「伊部東」の交差点を渡るとJR赤穂線の高架をくぐり国道250号線に入ります。あとは木生の峠を越えて日生へ。さらに福浦峠、眞木の坂を越えて赤穂まで帰ります。

 赤穂から全部走ると距離は75kmになり、上り坂も多いので、北側なら吉永か和気、南側ならブルーラインの備前インター付近か伊部を基点とした短縮コースもいいかもしれません。
 実走時は和気を基点として片鉄ロマン街道と組み合わせて走りました。

 また、和気を過ぎると南側に下るまで自販機等もないので、補給は忘れずに。

 2014年8月、たぶん30年ぶりで南側から熊山へ上りました。30年前は途中から未舗装で苦しかった。そのイメージが頭の中にあって、その後はずっと北側から走ってました。でも今回南側から走ってみて、南側の上りも許容範囲だというのが判りました。ただ、下りは北側の路面の方が荒く、下りにくいので、北から南へ走ることをお勧めします。 
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