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D-14a 鬼ノ城(きのじょう)
2008/04/28 更新
2017/01/04 実走
コース概要
備中国分寺ー鬼ノ城
吉備路サイクリングで走り足りない方に向けてのオプションコースです。
距離は国分寺ー鬼ノ城が7kmくらいです。
国分寺のすぐ西の片側二車線道路、国道429号線を北上します。国道180号線を突っ切り、さらに進むと右手に岡山空港への分岐があります。しかし、さらに直進します。
前方の小山の切り通しを抜けると道路は右に緩やかに曲がります。道なりに進むとカーブから500m足らずで「左 鬼ノ城」の標識があります。標識に従い左折します。
すぐに右手に少し盛り上がった土地と木立が現れます。砂川の土手です。1km余り走ると砂川の土手上に上がります。砂川公園です。シーズン中はバーベキューで盛り上がります。
公園内は駐車場が多く、車も多いので注意しましょう。
また、公園内、それ以降も自販機が無いので、事前に飲料・食料は必要に応じて準備しましょう。
砂川公園を抜けた所の分岐付近に「鬼ノ城駐車場まで3000m」の標識があります。3kmで約300m上がります。
いきなり勾配がきつくなります。左手に少し大きなため池、次いで小さなため池が現れます。
「駐車場まで2000m」の標識辺りからさらに勾配はきつくなります。ここから民家が現れるまでの1kmが特に勾配がきついです。実走の際、私は1500mあたりからしばらく押しました。
民家が現れると勾配が比較的緩やかになります。駐車場まで、あと一頑張りです。頑張りましょう。
駐車場脇に鬼城山ビジターセンターがあります。案内板、説明板などがあります。内部には鬼ノ城の展示があります。山上のトイレはここだけです。
鬼ノ城は古代山城の遺跡で、近年、整備が進んでいます。
お勧めは鬼ノ城ハイキングコースは約1時間半のコースです。
さあ、遊歩道を歩いてみましょう。
いきなりの急坂です。しかし、ここが一番きつく、あとは手頃なきつさです。
化粧コンクリートで固められた遊歩道を行くと、すぐに右手に「学習広場 45m」の標識です。右手に張り出した橋状の歩道を行くと学習広場に着きます。ここからは、これから行く鬼ノ城・西門、角楼などが望めます。
遊歩道に戻り、西門・角楼を目指します。西門や角楼は復元されています。
西門(復元)、下部茶色いのは版築土塁
ここからが、鬼ノ城(きのじょう)遺跡です。鬼ノ城の城壁は標高約400mの鬼城山の8~9合目に約2.8kmにわたり築かれています。ここから遊歩道は山道に変わり、ほぼ城壁に沿って続きます。反時計回りに進みましょう。
城壁内外に設けられた敷石
第二水門。水門は排水用に6カ所あります。
高石垣、第一・第二水門、高石垣を経て南門に着きます。高石垣は切り立っており、高所恐怖症の人には近づけないでしょう。さらに、石垣、第三水門、突出部、第四水門を経て東門です。道中は右手はるか下に総社平野が見渡せます。児島半島や遠く四国まで望めるそうですが、実走の際には春霞で見えませんでした。
東門を過ぎると前方に石垣が見えてきます。鬼ノ城で一番の見どころ、屏風折れの石垣です。
屏風折れの石垣
メインのここまでで半分です。そのまま反時計回りに遊歩道を歩くと北門を経て西門に戻ります。ここからのコースは林間のコースで眺めはほとんどありません。眺めのいい歩いてきたコースを引き返すか林間を歩くか、お好みでどうぞ。
西門から駐車場まで戻ります。正直、けっこうな歩きです。ビンディング金具の突出したサイクリングシューズでは、かなり無理があります。歩きに適応した靴で歩いて下さい。
駐車場から砂川公園までは急なダウンヒルです。スピードが出ますが、道幅が狭く、対向車もあります。スピードの出し過ぎには注意して下さい。
本ページへ からのリンクでやってきた方もいるかと思います。「吉備路」コースではレンタサイクルの紹介をしましたが、本ページの「鬼ノ城」コースはレンタサイクルの使用をお勧めしません。上りは押してもらえば、それで結構ですが、下りの安全が保障できません。充分整備された自分の自転車で上って、下って下さい。
急な下りを下りきると砂川公園です。元の一般道へ戻ります。東へ進むと、足守・高松城趾・高松稲荷です。
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