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D-15 下津井電鉄廃線跡

2023/11/13 更新
2020/02/01 実走(茶屋町以降)
コース概要     
JR倉敷駅ー美観地区ー県道74号線ー茶屋町駅ー(下津井電鉄廃線跡)ー児島ー(下津井電鉄廃線跡)ー下津井ー児島駅

距離    約 35km


 JR倉敷駅を出発。南へ。1kmほどで左手に美観地区。
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船着き場から倉敷紡績まで、荷車を引くための石畳の舗装路
 堀を進み、広い道路に出たら、左へ。小さな丘を巻き込むように進み、「羽島」の交差点を右折し県道74号線に。真っ直ぐ茶屋町駅へ。

 茶屋町駅の南手、すぐにJR宇野線から少し離れるように下津井電鉄の廃線跡が見える。
pcgd1503.JPG
廃線跡入口。桜並木。
下津井電鉄は、かつてここ茶屋町駅から児島(旧味野)駅を経て、下津井まで約20kmで運営されました。
 茶屋町ー児島間は昭和47年に営業廃止。以降は児島ー下津井間6.5kmで運営され、他の路線との接続が全くない路線、また狭軌の路線として異彩を放っていたそうです。
 児島ー下津井間も平成2年に廃止となっています。
 今は市道(歩行者、自転車道)として利用されている廃線跡を走る。
 茶屋町、天城、藤戸。
 一般道との交差が多く、スピードは出せないがぶらぶら走るにはもってこい。

 林の辺りで県道21号線に出る。道なりに県道端の歩道を進む。このあたりは廃線跡は確実には確認できなかった。
 前方、瀬戸自動車道の高架が見えるので、その手前で県道を渡り、さらに一本南の道路へ。南へ折れた県道21号線と合流し、坂を上る。この坂は先ほどまでの廃線跡と違い、ちょっときつい。
 坂を登り切った所の信号を西へ渡る。すぐに右手に廃線跡の歩行者自転車道が見えるので、そちらに進む。
 当然、廃線跡は下りになる。いいかんじ。
 稗田、小川。
 児島の街中に出る。
 架橋記念館の先に下電バスのターミナル。その裏手に、かつての児島駅の車両庫跡(?、駅のプラットフォームの跡かな?)がある。裏手に回り、児島味野郵便局付近に廃線跡が。
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赤崎駅跡。送電用架線の鉄柱も残してある
 こちらの廃線跡は比較的新しいためか、ちゃんと整備されておらず、路面が若干悪いが、充分走れる。
​ その先から上りになる。操業当時は海のそばの山岳鉄道だったとか、戦争中の燃料不足のときには上り坂で乗客が降りて押したとか。
 児島競艇場を見下ろし、坂を登り切ったら鷲羽山駅跡。
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鷲羽山駅跡
 じんわり下って下津井駅跡へ。ここも駅舎などは残っていないが、フェンスの奥の車両庫に車両が残る。最近は愛好家により車両の整備も行われているようです。
 港に出る。東へ。
 すぐに海岸沿いの県道ではなく、一本中の昔の道に入る。古い町並み。
 県道に戻り、JR児島駅まで。
 余力があれば鷲羽山へ上りましょう。
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