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D-24 野土路乢・蒜山高原自転車道路
2023/11/26 更新
2019/10/27 実走
コース概要
真庭市（旧湯原町）見明戸ー篠ヶ乢（約５５０ｍ）ー美甘ー新庄村ー野土路トンネルー（旧川上村）上福田ー湯船ー蒜山高原自転車道路ー塩釜冷泉ー（旧八束村）下長田ー茅部野展望台ー土伏トンネルー野田ー見明戸
距離 約７０ｋｍ
乢は「たわ」と読みます。峠の意味です（厳密には少し違うのかもしれませんが）。中国地方や兵庫県西部などで、ときおり見られます。
タイトルは「乢」になっていますが、トンネル開通により旧道（乢）の路面が荒れているため、地図はトンネルになっています。
中国自動車道から米子自動車道へ。湯原インターで降ります。５００ｍほどで小さな橋を渡り左折します。郷緑温泉方面へ進みます。
鉄山川に沿って走ると、約２ｋｍで対岸に郷緑温泉です。郷緑温泉をやり過ごし、そのまま直進します。さらに４ｋｍほどで右手に診療所と簡易郵便局があります。実走時はここに車をデポしました。
走り始めはこの鉄山川に沿って緩やかな上りを走ります。黒田を経て、川の名前は黒田川になりますが緩やかな上りが続き、走りやすい道です。最後の集落を過ぎると少し勾配が増し、峠にさしかかります。
短い上りで「篠ヶ乢（約５５０ｍ）」に着きます。峠には二本杉と六地蔵。
下りは急勾配です。スピードに注意しましょう。下りきれば国道１８１号線に出ます。旧道は出雲街道の宿場町。古い町並み。
国道に出て、右折します。国道はほんの緩やかな上りです。約６ｋｍで新庄村。対岸の町並はここも出雲街道の宿場町「新庄宿」です。そして「がいせん桜」。
１５年撮影
旧街道を北進し国道に出て、国道を横断し直進します。すぐに県道５８号線に合流します。道路幅は広く走りやすい道です。
川沿いに走る道路は次第に勾配を増していきます。野土路が最後の集落です。野土路を過ぎると勾配は厳しくなります。
五段滝、湧き水（名前は忘れた）のあたりから勾配は少し厳しくなります。そのすぐ上に野土路トンネル。
トンネルの手前、左側に旧道があります。以前は旧道をコースとして紹介していましたが、廃道になってから随分経ったので１９年のランではトンネルを抜けました。
トンネルは始め少し上りますが、すぐに下りになります。下りは嬉しいのですが、暗いトンネル、長い下り。スピードが出すぎます。車の多い観光シーズンには特に注意が必要です。２ｋｍのトンネルの４００ｍが緩い上り、残り１．６ｋｍが下りになります。
トンネルを抜けると蒜山側の展望は最高。蒜山三山を望み、蒜山高原を見下ろす。大きな景色です。
トンネルを抜けると真っ直ぐなダウンヒル。スピードも十分出せますが注意、注意。
やがて米子道蒜山インターの出口からは車の量もいっきに増えます。上福田の交差点を直進すると上りが始まります。２ｋｍほど上ると右手に分岐。この道路に沿って「蒜山高原自転車道」が続きます。右折し、自転車道に入ります。
蒜山高原自転車道は全長２８ｋｍ。山腹に沿った高原ルートと、旭川の南側のパノラマルート。
高原ルートを東に。いかにも高原、というさわやかな風。小さな起伏が続きます。レンタサイクルでは少しきついかな、と思いました。
途中、塩釜で左折します。少し坂を上ったところに「塩釜の冷泉」。毎秒３００㍑の湧き水は夏も冷たい。
自転車道に戻り、さらに東へ。５ｋｍ足らずで四ッ塚。旧国道３１３号線と交差します。旧国道に沿って松並木が続きます。この近辺、けいそう土の露天掘りがあちこちに。ところで「けいそう土」って何？
四ッ塚の手前から自転車道は下り坂になります。前方に国道３１３号線の新道が見えると右手に曲がり、さらに下って国道４８２号線に出ます。ここを横断し、さらに標識に従って自転車道を進みます。
自転車道は旭川を渡り、対岸へ。パノラマルートに。
右手に蒜山三山が広がります。なるほどパノラマルートという景色です。小さな坂を上り牧草地へ出るとすぐに茅部野展望台です。
茅部野展望台のすぐ手前の一般道を南へ。１ｋｍほどで県道３２２号線に出ます。ここを左折します。４ｋｍたらずで最後の集落、祝詞。最後は少しきついが短い上りです。頂上はトンネル。
下りはここも急勾配。下りきって、道なりに進むと、藤森、ここも道なりに右へ。野田で「見明戸」の標識に従って四つ角を右折します。いよいよ最後の上り。ここも最後が少しきついが、全体には走りやすい。
急勾配の下りを下りきると左手にスタート地点の簡易郵便局。
２０１５年実走による追記
見明戸をスタートして数ｋｍ、鉄山川に沿って右折しシデコトンネルを抜けます。途中に花の寺、玉泉寺。
野土路トンネルを抜けたので、旧道、野土路乢の路面状況は確認できていません。
野土路トンネルからの下り途中を左折し国道４８２号線を走り内海乢を越えました。道路は緩やかな上り、快適な道路でした。
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