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酔狼通信 299
25.01
 「あれから50年」の巻

 

 HUCCの同期、ヒロノから「両親がすでに亡くなり無住になった磐田の実家を手放す前に、18日(土)に同期で集まってBBQやる計画を立てている」とメールが届いた。
 否応なしに参加することにし、少し腰が重くなっていると耳にした我々世代の部長ドダに電話してケツを叩く。「ドダが来なけりゃ、こういう集まりは始まんないよ!!」

 

 酔狼は磐田(浜松の隣り)まで行くんなら、ついでに浜松や横浜の友人を訪ねよう。

 

 昨年、大きな手術を受け治療中の友人の体調を考慮し、前日の夜、17日に横浜、18日に帰路磐田で出かけることにする。
 ついでなので(あ、また「ついで」って言ってしまった。御免)、横浜線沿線にいる協力隊マラウイの友人、中川さん(隊次は一つ後)に「暇なら、晩御飯つきあって、集合場所はお上りさんの酔狼でも分かる所で」と連絡する。
 「家に帰って、奥さんに許可もらいます」と、その間にネットで宿を予約する。
 しばらくして、「許可が下りました。他の方も誘っていいですか?」と返信。
 私が酔っぱらっている間に、同期二人と中川さんの同期一人、計五人で「19時、新宿アルタ前集合」で話が纏まった。
 

 

 17日。
 昼、横浜。スマフォも携帯電話も持たない酔狼は改札を出た所に発見した公衆電話で連絡。
 迎えに来てくれた中高以来の友人は、少し痩せてはいたが、昨日治療を受けたが、今日の体調はまずまずとのこと。
 車で行きつけの中華へ案内してくれて昼食。どれも、とても美味しかった。友人は、食が細くなっていると聞いていたが、今日は酔狼の前で、しっかり食べている。無理をしていなければいいが、と思ってしまう。あんな話、こんな話。あんな話、こんな話。

 

 その後、自宅へお邪魔し、奥さんを交え、お茶をする。お宅へお邪魔するのも、もう何度目になるだろう?いつもいつも、酔狼の我がままに付き合ってくれて、感謝、感謝。
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 長居したいのは、山々やけど、夜の約束もあるので、名残惜しいが駅まで送ってもらい、「体大切にな。また会おうな。」と約束する。

 

 当初「どこか、横浜線沿線で」と連絡したので、後先考えずに橋本に宿を取った。チェックイン。
 ん?ん?橋本から新宿って、どう行ったらえぇんや?ま、それでもなんとかかんとか新宿へ。でも新宿駅も馬鹿でかい。京王で行ったのでJRの東口へ行くのにも一苦労。ようやく東口に出て、一安心。でもALTAはどこや?目の前に見えている「ALTA」に気付くのにも時間がかかる。
 あやうく「ALTA」の目の前で「アルタに行きたいんですけど、どう行けばいいですか?」と聞いてしまうところやった。それにしても、すごい人やなぁ。

 

 「ALTA」前で待ってると、中川さん、同期の小1、有島くん、バンちゃん(中川さんと同期、任地は途中から酔狼と同じリロングウェ)がやってくる。「久しぶり~」
 バンちゃんと会うのは、きっと何十年ぶり。
 

 近くの居酒屋で乾杯!
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 皆、変わらず元気で、そしてそれぞれが、それぞれの暮らしぶりで、その話で場が和む。話が弾む。
 あんな話、こんな話。あんな話、こんな話。飲み放題の2時間は、あっという間に過ぎていく。

 

 新宿駅の構内通路で別れ、各自各路線で帰路につく。「今日は、ありがとね。また、元気でね。」

 

 お上りさんの酔狼のため、町田在住の中川さんは遠回りになるが、京王線で橋本まで付き合ってくれた。おかげで酔い酔いの酔狼も車内で眠ってしまうこともなく無事宿にたどり着く。ありがと~

 

 

 18日。
 二日酔いも無く起きて、新横浜から「こだま」で浜松へ。
 当初、磐田→横浜の日程で、磐田はBBQの前に時間がたっぷりあるから、浜松にいる協力隊派遣前訓練の同班同室(18人のタコ部屋)だったザンビア鈴木くんのルナ動物病院を訪ねる計画。行程は逆になったが、一旦磐田は通り越して浜松のルナ動物病院へ。
 午前中の診察時間終了間際に訪問したが、患者(患犬?)さんで待合室はいっぱい。チラチラ見える奥ではスタッフが忙しく仕事に励んでいる。

 

 受付で患者(患犬)ではなく、鈴木先生を訪ねてきたことを告げ、待合室で待たせてもらう。 
 しばらくすると第二診察室へ導かれ、すぐに鈴木先生が「太い注射打っときましょうかねぇ?」と満面の笑顔でやってくる。「痛くないやつでお願いします」「頭と性格だけは良くなりませんけどね~~」
 「もうしばらく待っててね」で待合室で午前の診察が終わるのを待つ。

 

 しばらくして、スタッフの方々はまだ忙しく立ち働いている中、鈴木くんの車で少し離れたご自宅へ。昨年末、亡くなられたお母さんの遺影に手を合わせ(神道なので、形だけ)お悔やみ、ご冥福を祈る。突然のことでショックだったと思う。鈴木くんの奥さんとも二年前の播州赤穂以来、お元気そうで何より。

 

 鈴木くん家にも長男のお祝いの「浜松まつり」の大凧揚げの際に招待していただき、その際、ご両親にも大変お世話になりました。重ねて感謝。ご冥福を祈ります。
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 病院へ戻る鈴木くんと別れ、奥さんに駅まで送っていただいた。ありがとね。お二人とも元気でね。
 
 浜松から駅三つ、東へ引き返し磐田。
 15時には少し時間があるので(後から思うと、酔狼は準備や後片づけには一切関わっていない。ま、この辺が酔狼の考えの足りない所やね。
​ 駅からヒロノ宅を通り越し、少し先の「旧見附学校」まで歩く。
 旧見附学校は明治8年(1875年)に竣工した現存する日本最古の木造擬洋風小学校校舎だそう。以前から興味あったので行ってみました。
 酔狼、学校は大嫌いやけど、古い木造校舎は大好きという、歪んだ性格。
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 旧見附学校から少し引き返しヒロノ宅へ。

 

 あっ、中村さん、お久しぶりです。中村さん(一つ上の先輩。天皇さんがクラブでの通称)は相変わらずの、にこやかな笑顔。
 おっ~、成田~、ホンマに久しぶり。三十年ぶりくらいかなぁ。カンちゃん、哲、ドダ、ヒロノは数年ぶり。ドダ~元気かぁ?タケルは十二月に播州赤穂で会ったばかり。

 

 買い出し部隊も帰ってきて、今日の参加者が全員揃う。松本マムシは直前に参加できなくなったとか。残念。亡くなった森田を除く同期十一人中七人に一つ上の代の天皇さんを加えて八人。75年に札幌のHUCCで出会ってから50年。皆の健康に乾杯!!
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 BBQの炭火もえぇ感じに熾き、さぁ、焼くぞ!食うぞ!飲むぞ!

 

 牛タン、イカの一夜干し(肉厚、でかいっ!)、ホタテの貝柱(でかっ、えっ、でかっ!)、うまいっ!ビールがすすむ。いや、美味すぎるやろ~。相変わらずの哲やカンちゃんの気配り。台所であれこれ下準備。

 あんな話、こんな話。相変わらずの馬鹿話。馬鹿話は尽きない。
 渓流釣りもやるヒロノの、貰い物だという大量の鮎、塩焼き。運が良ければメスは卵持ち。香ばしく焼きあがった鮎、美味いっ~。酔狼、たっぷり三尾食べたがメスには当たらんかった。う~~ん、そういう運命なんや。日本酒が合うなぁ~
 亡くなった二つ上の代の西川さん、福田さん、一つ上の門岡さん、同期の森田、一つ下の大庫。あんなことや、こんなことを肴にして、酒が進む。
 
 殻付き牡蠣は酔狼の横浜の友人の実家が営む水産物卸から送ってもらった。酔狼は殻付きを焼いて食べるのが一番好き。殻付き牡蠣も、焼きあがるはたからあっという間に皆の胃袋に消えていく。
 ワインは、山梨在住、成田の持ち込み。ワインも美味いなぁ。
 
 成田といえば「ムキンポ」。「ムキンポ」は40数年前に成田が創っていた個人誌、同人誌。まだ、ワープロも無かった時代、手書き、ガリ版刷りの本人曰くフリーペーパーみたいなもの、或いは今ならブログ、SNS。他の投稿者もいたが、大半は成田が書いていた。正に成田ワールド。趣味の世界、数学科卒の成田ならではの、何やら難解な数式、定理?の解説。酔狼は記事のほんの一部しか読みきれなかった。
 
 でも、この酔狼通信は「ムキンポ」の刺激を受けた産物。
 当初は読んでほしい人に送っていたが、WEB化してからは、読む人はほぼ皆無で酔狼の覚書きと化している。
 
 近況を尋ねあい、くたびれかけた体、健康の話、病後、術後の話。カンちゃん回復したなぁ。そのままうま~く体力戻そうな。天皇さんは正しく早期発見で良かったですよね。
 夜中、トイレに起きるよなぁ、トイレ行きたくなったら、我慢できんよなぁ。朝早く目が覚めてしまうなぁ。
 いつまで走れるかなぁ?まだまだ走っていたいよな。少し走れて、少し飲める体を維持していきたいよね。
 
 最後のイカを焼き終えBBQは終了。腹パンパン。でも、まだまだ時間は早い。室内に移り、また、あんな話、こんな話。馬鹿話。入院中の根岸を気遣うカンちゃんの熱弁。今井も酒の席はNGだって?ドダは動きに瞬発力が無くなったなぁ。
 ちょっと真面目な話の後にまた馬鹿話。出会って50年経ったし、50年前のまんまのような気もするし。
 
 今夜は皆、ヒロノ宅に泊まるんやが、酔狼一人、全国的なインフルエンザの大流行。播州赤穂も同様で、十人余りの仕事場でも毎週インフルエンザの休業者が出ているので、ウィルスの運び屋になったら困るから、残念やが早々に駅前のBHに泊まることにした。
 
 ということではないが、ヒロノ曰く「じゃ、千崎を見送るついでに、どこかで飲もう」と街へ繰り出す。酔って動きたくないドダを家に残し、タケルは近くのコンビニで何やら買い出ししドダの残るヒロノ宅へ引き返しドダの守り。流石は部長、副部長コンビ。
 
 残りの六人で駅の近くの居酒屋に入店し、酔狼は一旦BHにチェックインし荷物を置いて、また居酒屋へ。あんな話、こんな話だが、昔のようにエンドレスで続くわけではなく、ここは短い時間でお開きにする。ヒロノ宅へ戻る皆とは酔狼ここで別れる。また、是非次の機会を持ちましょう。それまで皆、元気でね。 
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HUCCの卒業写真
語学の単位ゼロで放校になった酔狼の姿は無い
​それでも50年付き合いは続いている
 楽しく、密な二日間やった。付き合ってくれた皆さん、ありがとね。

 みんなワシより先にくたばるなよ!!
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